1.2くらいから考える将棋ブログ

わかった気になるも、よくわからないことを考えていく?

戦法名と起源主張って?追記1

居角左美濃や4五桂速攻なども、もともとあった戦法が、近年のソフト/ソフトの読み筋をベースに研究した人によって見直されたというのが実情ではないか。一部でA級順位戦、三浦九段VS渡辺竜王の▲4五桂からの強襲が話題となっている(竜王戦第1局でも出現…

戦法名と起源主張って?その4

前回jotcut-jshakki.hatenablog.com の続き 2.ソフトが指した手の判断 Floodgateなどでソフトが指した手が新手であると持ち上げる風潮は電王戦以降顕著になったように感じるが、このソフト崇拝が行き過ぎた結果、今回の様な事例が起きてしまった様に思える…

戦法名と起源主張って?その3

対銀冠穴熊6三金5ニ金6二玉型飛車転換戦法を巡る騒動にて、私も戦法名と起源主張については気になるところがあった。 1.戦法名のつけられ方と伝播 (私個人としては、)戦法が戦法として認知されるためには、認知対象がその一連の手順が優秀かつ再現可…

戦法名と起源主張って?その2

前回からの続き ユキさん(一説によるとがうる氏と同一人物?)の主張は以下のツイートを中心とする、藤井システムの発展型(?)が、ソフト由来ではないというものであった。(全部載せるのは面倒くさいので、気になった方はユキさんのツイートを読みましょう…

戦法名と起源主張って?

最近戦法の名称や起源について面白いやりとりがあったので、流れに乗っかってみる。 スタートはここから今のうちに言っておきますがこれについてですが最近ソフト流とか宇佐見蓮子流とかいろんな名前ついてますけど7一から6二に戻して組み替える形は元々僕の…

将棋所と技巧改で遊びながら評価値を鑑賞する

jotcut-jshakki.hatenablog.com この記事のメモに、探索深さを変えることで評価値に変化が出るのかという話がある。こちらのアイデアについては、Mizarさんが探索深さ制限機能のある技巧というものを公開されており、今回はそちらを利用する。参考リンク:読…

やねうら王と将棋所で遊びながら評価値を鑑賞する

前回の将棋所で遊んだ際に残したメモである、評価関数を入れ替えることによる評価値の変化を観察してみる。 jotcut-jshakki.hatenablog.com 最も、課題局面は前回と同じであり大差のついた局面なので、評価関数違いが目に見えるかは不安なところである。 や…

旅の記録ー書籍編(未完成?)

ひとまず評価値と探索の関連について、参考になった書籍を羅列するだけです。 人間に勝つコンピュータ将棋の作り方作者: 瀧澤武信,松原仁,古作登,橋本剛,小谷善行,鶴岡慶雅,山下宏,金子知適,保木邦仁,伊藤毅志,竹内章,篠田正人,コンピュータ将棋協会出版社/…

旅の記録ー実験(将棋所編)

前回の記事では、将棋ウォーズの棋神(2016Ponanza)による解析の評価値から千田先生の解説を噛み砕いていった。 今回は将棋プログラムのやねうら王(Yaneuraou-2017early)を使った実験で、先の説明を補完していった結果を示す。(正直最初にこれに気づいてれば…

旅の記録ー人体実験(将棋ウォーズ編)

当時、千田先生の解説を読んでもいまいちわかったようなわからないような気分の私は、 実際に試して見たほうが早いと考え、幾つかの評価値の出る媒体で実験してみることにした。 今回は将棋ウォーズでの結果 方法は、▲7六歩△3四歩▲6八銀!と指し、その対局を…

旅の記録ーその他参考になったツイート

動画非公開の頃に、Twitterで調べたら、参考になる様々なツイートを見つけることもありました。 指す将の三岸さんによる説明 @kiiro_ki 現局面で評価値を出したら、そこから分岐しうる局面達の評価値を出してみて、評価値の高かった局面を最善の局面(=読み筋…

旅の記録ー高橋直大さんのツイート

AtCoderのchokudaiさんはしばしば将棋の話題にも触れられている。 今年の1月ごろには、評価値と言語化について参考になるツイートをされていた。 特に、この会話の中で評価値について触れられている @unyan0719 いやいや、それはありえない。木の探索である…

旅の記録ー参考となった記事

ひとまずごちゃ混ぜで公開、あとで再編集するかも 正直この記事の説明がすごくわかりやすいです ritomath-shogi.hatenablog.com 評価値とは探索の代用であるとの説明 aleag.cocolog-nifty.com yaneuraou.yaneu.com 再探索によって評価が変わる例 yaneuraou.y…

旅の記録ー千田先生の解説

動画が非公開の頃、なんとか動画の内容を思い出そうといろいろ調べていた中でいくつかの解説に当たることができた。 千田翔太六段(2017/05/01執筆時点)はコンピュータ将棋の力を棋力に反映させようと様々な努力を重ねている若手有望の棋士で、ブログやTwit…

旅の記録ー動画内での解説

現在将棋ソフトで目にする評価値については、盤デレ7話で説明がなされている。 現状の将棋ソフトが提示する評価値は、その時点の局面を評価関数で計算したものではなく、 その局面から将棋ソフトがお互いの応手を探索した先にある局面を、評価関数で計算し…

評価値の意味を考える旅ーほぼ完結

もともとこのテーマで書こうと思ったきっかけとしては、前述の記事にある動画が非公開となってしまったため、動画の感想など残された情報などから評価値の意味を復習していく予定であった。 jotcut-jshakki.hatenablog.com その後情報収集をするもブログ更新…

評価値の意味を考える旅

きっかけはこちらの動画いわゆる盤デレシリーズの作者が番外編として制作したこの作品は、ニコ動等で見られる評価値に対する意味の取り方を示していた。しかしこのシリーズは昨年秋に突如として非公開となってしまう。